試作と努力、舞台美術

ファイナルとなる今年の2団体、プロトテアトル努力クラブは、共通して同じプランナーの手による舞台美術になります。



そこで公演の期間、舞台美術を切り口に、より両団体を楽しんでいただける展示企画を行います。
展示だけなら入場無料。
さらに今回、両公演ともに「伊丹市民招待枠(各回10名)」があるので、伊丹市の方には演劇を試しに観てみる絶好の機会でもあります。

今回の2団体の名前には、プロトテアトル(protothéâtre=試作劇場)「試作」と「努力」クラブ、というワードがあります。
舞台美術は多くの試作(思索)の過程があり、まさに「試作」と「努力」を重ねて実現しています。
そこで「試作と努力、舞台美術」と題してまとめました。


日程:6/4(土)〜6/12(日)9:30〜21:00
※6/5(日),6/12(日)18:00まで
※6/7(火)休館
会場:アイホール1Fホワイエ・3Fギャラリー
入場無料
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 下記、時間帯は観劇来場者のみの入場となります

 6/4(土)13:15〜16:00 18:15〜21:00 
 6/5(日)10:15〜13:00 14:15〜17:00



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 6/11(土)13:15〜16:00 17:15〜20:00
 6/12(日)10:15〜13:00 14:15〜17:00


 ※上演期間中、上記時間帯の15分前から受付開始時間までは、
 ホール準備のため、観劇予定のお客様も一旦会場からのご退出に、
 ご協力お願いいたします。
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企画・プロデュース:松本謙一郎
企画アシスタント:柊木樹(劇団なかゆび)・村田瞳子



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【1F展示】



今回「break a leg」の両公演も含めて、同じ美術プランナー(松本謙一郎)による両団体の直近3作品の舞台美術を、現物の装置と図面やスケッチ・模型・写真などにより展示します。
舞台よりさらに近くで、両団体の作品世界とその裏側に触れていただくことが出来ます。
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【1F展示】
 山口良太インスタレーション作品「2002/2022」


関西の小劇場を始め幅広く活躍するグラフィックデザイナー・山口良太氏が「舞台美術」としてつくったインスタレーション作品。学生劇団出身である山口氏が、まさに次世代として「演劇とデザイン」に出会った2002年を、グラフィカルな空間と私小説的な物語で表現する “架空の演劇” の “架空の舞台美術”です。

企画協力:slowcamp
装置製作:松本謙一郎

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【3F展示】


2002年〜2022年にかけてアイホールで行われた公演の舞台美術(セノグラフィー)を、数々の美術プランナーによる様々な資料展示でふり返ります。
その「試み」の軌跡は、より演劇作品への興味深めるもので、アイホールという劇場・場所に対する理解にもつながるはずです。
舞台美術に興味を持つきっかけとして、また様々な舞台美術家(プランナー)が活動している・活動してきたことを、可視化することは、次世代の舞台美術家・舞台スタッフの道標にも後押しにもなるでしょう。
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